2019年12月9日月曜日

ぶらり廃線並走の旅 *可部線廃線区間*その1【あき亀山駅~旧毛木駅】

皆さんどうもトロです。

今回はドライブの記事になります。
広島には可部線というJRの路線があります。
現在は広島駅~あき亀山駅間で運行されていますが、実は国鉄時代の開通当時はそこからずっと奥の三段峡まで路線が続いていました。しかし国鉄からJRに変わった際に廃線案が検討され2002年に全線廃線となっています。
現在可部線と呼ばれている路線は、新設という形で復活した旧可部線の一部なんです。駅舎は可部駅までが流用され、あき亀山駅は新設です。




※画像は鉄道歴史地図というサイトより

これが可部線の廃止された区間です。右下のあたりに現在のあき亀山駅があります。
現在は自然に帰りつつありますが、とはいえ廃線になったのが2002年とまだ20年弱しか経っていないため恐らく色々なものが遺されているはず。
これは巡らないわけにはいかない!!と思い、遺構をめぐるドライブに出発しました。
量が多いので、数パートに分けて紹介していけたらと思います。

それではスタートです!



あき亀山駅(旧河戸駅付近)




最初の駅はJRあき亀山駅です。ここは新しく新設された駅で元々は少し手前に河戸という駅がありました。
現在はここが可部線の終点駅となっています。






あき亀山駅へ向かう道を挟んだ反対側には不自然な盛り土があります。下側の画像が近くで撮ったものです。昔はここから線路が伸びて三段峡まで続いていたのでしょう。このような痕跡を追いかけていきたいと思います。